第2回喉に感染する性病
クラミジア、淋菌、これらの性感染症の病名を聞いたことくらいはある方が多いと思います。
一般的には、男性も女性も性器に感染する感染症として認識されておられるのではないでしょうか?
男性に感染した場合は、排尿時痛や尿道からでる膿などの症状
女性に感染した場合は、オリモノの異常や下腹部痛
勿論、性器に感染した場合は上記のような症状が出現することがございます。
しかし、クラミジアや淋菌といった性感染症は喉にも感染するのです。
咽頭性感染症(クラミジア・淋菌・マイコプラズマ・ウレアプラズマ)
症状:咽頭痛、稀に発熱
※無症状のケースが圧倒的に多い
つまり、クラミジアや淋菌に感染し、その後治療を経て、再度尿検査(膣検査)を行い完治していても、喉に感染していた場合見逃してしまう可能性があるということです。
通常は抗生剤の治療により、喉の感染も治癒することが多いですが、咽頭淋菌感染症などはクラミジアと治療方法が違うため、油断は出来ません。
当院で可能な咽頭検査
- クラミジア
- 淋菌
- マイコプラズマ・ウレアプラズマ
上記4項目が当院で可能な咽頭検査です。(マイコプラズマ・ウレアプラズマは2項目1セット)
喉に感染する性感染症は、性器に感染する性感染症と違い(もちろん性器に感染する性感染症でも無症状の場合はございます。)感染の有無が症状で分かりにくいという点に注意が必要です。
感染はキスやオーラルセックスなどの行為から発症する可能性が極めて高いと思われます。
間接キスや同じ食器を使っての感染は必要以上に心配する必要はないと思いますが医学的見地から100%感染はないとは言い切れません。(実際はほとんどそのような行為での感染はないと思われます)
上記の4項目以外にも、梅毒やB型感染といった感染症もキスやオーラルセックスで感染する可能性のある性感染症です。
咽頭検査は、生理食塩水でうがいをしていただくだけの簡単な検査を当院では採用しております。(梅毒、B型肝炎の検査は血液検査です)
綿棒で咽頭の奥をこすられるのが苦手な方にも、安心して検査を受けて頂くことが可能です。
オーラルセックスを専門にしている性風俗店も巷には溢れております。
しつこいようですが、喉の性病は自覚症状がない場合がほとんどです。
感染の心配がある方は是非一度検査を受けてみてください。
咽頭クラミジア:¥7,000
咽頭淋菌:¥7,000
咽頭マイコプラズマ・ウレアプラズマ:¥9,000(マイコプラズマ、ウレアプラズマは2つで1セットとなります)
咽頭4項目検査(クラミジア・淋菌・マイコプラズマ・ウレアプラズマ):¥18,000
※上記の費用は税込みの費用です。