B型肝炎検査
B型肝炎抗原クイック検査・HBs抗原検査(CLIA法)
結果報告 即日 20分~30分 ※CLIA法は2~3日
HBVウィルスの抗原を検出する検査です。
感染機会から2ヶ月ほど期間をあけての検査をお勧めいたします。
検査に反応しない低数値の状態で潜伏していることも稀にあるため、検査の精度は100%ではございません。
採血による検査となります。
※陽性:HBV感染
HBs抗体(セットのみ検査可)
結果報告2~3日
HBs抗原に対する抗体。過去にHBVに感染したがウイルスが排除されている場合や、HBワクチンを接種すると陽性(+)になる。HBVの感染を防御する働きがあり、HBVに対する免疫ができていることを示す。
※陽性:過去にHBVに感染したが治癒しており、HBVに対する免疫ができている。
HBe抗原(セットのみ検査可)
結果報告2~3日
HBVが増殖する際に過剰につくられるたんぱく質。肝臓でHBVが活発に増殖している状態で、感染力が強いことを示す。
※陽性:HBVが活発に増殖している状態、感染力が強い。
HBc抗体IgG(セットのみ検査可)
結果報告2~3日
IgM-HBc抗体に少し遅れてあらわれ、ほぼ生涯にわたって血中に存在する。過去にHBVに感染したことを示す。
※陽性:高値ならHBVキャリア、低値なら過去の感染を示す。
IgM-HBc抗体(セットのみ検査可)
結果報告2~3日
HBV感染初期にあらわれ、数ヵ月後には消える。比較的最近、HBVに感染したことを示し、急性肝炎の診断に使用される。
※陽性:最近HBVに感染、あるいは慢性肝炎の悪化。
HBV-DNA定量検査(RT-PCR法)
結果報告5~7日
HBV-DNA 定量検査はB 型慢性肝炎患者の病態把握や、治療方針の選択、及び治療経過観察に必須の検査です。インターフェロン、抗ウイルス剤による治療時のウイルス量のモニタリングに必須の検査ですが、当院では早期からHBVの感染の有無を調べるためのみ施行しているため、治療等を行う場合は他院をご紹介いたします(指定がない場合は病院指定は致しません)感染機会から34日経過後に検査可能