HIV検査
当院では4種類のHIV検査を行っております。
HIV抗原抗体クイック検査
結果報告 即日20~30分後
いわゆる第4世代と呼ばれているHIVの即日検査です。
感染機会から28日経過後有効。
3ヵ月経過後陰性であれば、確実に感染を否定できます。
簡易検査キッドを使った血液検査となります。
HIV1抗原、HIV1型、2型の抗体を検出いたします。
一定確率で偽陽性の反応が出ることがございます。
大体1%程度の確率ですが、風邪をひいている時や、女性であれば妊娠中に検査を受けられる場合、偽陽性が出る確率が上がります。3ヶ月経過後の確認検査におすすめしております。
HIV抗原抗体検査(CLIA)
結果報告 3~4日後 特殊検査
基本的にはHIV抗原抗体クイック検査と同じです。
簡易キッドを使う検査ではないため、より正確に検出が可能です。
28日~30日経過後など早めに検査を受けたい方は、こちらの検査をお勧めいたします。
クイック検査に比べ、偽陽性は出にくい検査です。
尚、2カ月以上経過している場合は、即日検査でも十分精度は信頼頂けます。
HIV1-RNA定量検査(リアルタイムPCR法)
結果報告 3~5日後 特別検査
早期から検出可能な検査です。
PCR法を用いてHIVのRNA量を定量する検査。検出感度が高く、感染機会から9~11日経過していれば信頼のおける検査結果が得られます。
当院ではさらに少し期間を置いて(時間が経過した方が精度が増すため)感染機会から2週間経過後に受けて頂くことをお勧めしております。
しかし、HIVの感染の有無は最終的には抗体による検査で、行っていただけべきと考えておりますので、こちらの検査で陰性の結果報告がなされても、3ヶ月後に抗原抗体検査で再検査を行ってください。
採血による検査となります。
HIV抗体検査(WB法)
結果報告 3~7日後 通常時は行ってない検査です。
各HIVの検査で陽性反応が出た場合、こちらの検査を受けて頂き、陽性反応が偽陽性なのか陽性なのかを判断いたします。
各HIVの検査で陽性反応が出た場合のみ、行う検査となります。